株式会社ビスタ VISTA Lifestyle Story
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Cassina(カッシーナ)と暮らす — モダンクラシックの最高峰、その選び方

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Cassina(カッシーナ)は、20世紀のデザインを今日に伝える、イタリア・モダンクラシックのブランドです。ル・コルビュジエ(Le Corbusier)の LC シリーズ、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)のスーパーレジェーラ。これらは「一脚で空間の格を決める」主役の家具です。この記事では、Cassina の来歴と代表作、そして暮らしへの迎え方を読み解きます。

1927年、ミラノ近郊に始まる物語

Cassina は1927年、イタリア・ミラノ近郊のメーダで創業しました。家具づくりの工房として出発し、戦後のイタリア・モダンデザインの興隆とともに成長します。

転機は1964年。「I Maestri(巨匠たち)」コレクションを発足させ、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)が1920年代後半に設計した家具を、正規に生産する権利を得ました。設計図と寸法を忠実に守りながら現代の工房で作り続けること。これが、Cassina を20世紀デザインの正統な継承者たらしめています。

代表作を読み解く

LC シリーズ — ル・コルビュジエ/ジャンヌレ/ペリアン

LC2、LC3 は、革とスチールパイプで構成された「グラン・コンフォール」。クッションを鳥かごのような骨組みに収めた構造は、1928年の発表当時、住宅に工業の論理を持ち込む試みでした。LC4 は、身体の曲線に沿って角度を自由に変えられる寝椅子です。いずれも、機能を突き詰めた先に静かな美しさが宿っています。

スーパーレジェーラ(699)— ジオ・ポンティ

1957年に発表された、片手で軽々と持ち上げられるほど軽い木の椅子。トネリコ材を細く削り、強度と軽さを両立させました。伝統的なイタリアの椅子を極限まで研ぎ澄ました一脚です。

Maralunga(マーラルンガ)— ヴィコ・マジストレッティ

背もたれを倒したり起こしたりできるソファ。1973年の発表以来、リビングのくつろぎの形を更新し続けています。

Cassina を住まいに迎える

Cassina の家具は、空間の主役として扱うのが基本です。一脚、あるいは一台を中心に据え、まわりを引き算で整える。床や壁、照明は、その家具の物語を引き立てるための背景になります。

LC2 や LC3 のソファは、賓客を迎える Hôtelier の調べと相性が良く、大理石や真鍮、墨黒の色調のなかで存在感を放ちます。LC シリーズの椅子は、Midcentury の調べでチークや革と組み合わせることもできます。スタイルの選び方は、Japandi / Hôtelier / Midcentury — 三つのスタイルから、暮らしの調べを選ぶをご覧ください。

照明には FLOS の Arco を中央に立て、食卓に LE KLINT を灯すと、イタリアとデンマークの系譜が一邸のなかで響き合います。

正規取扱で迎える意味

Cassina は商標と品質の管理が特に厳格なブランドです。正規ルートで迎えることは、保証や張り替え、部品供給といった長期の伴走を確保することでもあります。革の張り替えなど、十年・二十年先のメンテナンスまで見据えて選ぶ。それが、三十年使う家具の選び方です。

より広い文脈で読む

Cassina を含む取扱ブランドの全体像は、世界の名作家具と暮らす — 取扱ブランドの完全ガイドへ。ブランドの詳細はCassina のブランドページに、実際の邸宅はコーディネート事例にまとめています。家具から暮らしを設計する考え方は、暮らしを、誂える — Lifestyle Story という思想で語っています。

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